資金ゼロでもプロを目指せる?Fundoraの特徴・仕組み・評判を徹底解説


あと少し資金さえあれば…

勝率も損切りも悪くない。
けど、自己資金だとリスク取れない。
そう思ったことがあるトレーダーは、決して少なくないはずです。
資金不足やリスク管理の悩みを抱える中で、今、多くのトレーダーが注目しているのが「プロップファーム」という選択肢です。
- トレードスキルには自信がある。
- でも、自己資金が足りない。
- だから大きなチャンスを逃してきた。
そんなトレーダーにとって、
日本発のプロップファーム「Fundora(ファンドラ)」です。
2025年1月のプレローンチを経て、同年3月に正式リリースされたFundoraでは、なんと最大6,000万円の資金提供が受けられ、さらに最大80%の利益配分が可能。
これまで海外勢が中心だったプロップファーム業界に、日本から本格的な選択肢が登場しました。
この記事では、Fundoraの仕組み・特徴をわかりやすく解説します。
「資金に縛られず、本気でプロを目指したい」と考えているなら、きっと参考になるはずです。
1.Fundoraの基本情報とプロップファームの仕組み
プロトレーダーへの第一歩──Fundoraとは?
Fundoraは、現在注目を集めている国内発のプロップファームです。Fundoraが提供する「チャレンジプラン」に合格すれば、プロトレーダーとしてのスタートラインに立つことができます。
チャレンジ合格者が得られる特典は以下の通りです。
- Fundora認定トレーダーとしての公式証明書の発行
- 最大5,000万円という大規模な資金での取引権限
- トレードで得た利益の最大80%が報酬として支給
そしてポイントは、仮に損失が出たとしても、その損失はすべてFundora側が負担してくれる点です。自己資金をリスクに晒すことなく、大きなチャンスを掴むことができるでしょう。
プロップファームとプロップトレーダーとは?
ここで、Fundoraの仕組みを理解するために「プロップファーム」と「プロップトレーダー」という概念を整理しておきましょう。
■ プロップファームとは
プロップトレーディング(Proprietary Trading)とは、「自己資金による売買」という意味。
プロップファームは、その名の通り、自社の資金を用いて金融商品を売買する会社です。ヘッジファンドのように外部投資家から資金を集めるのではなく、自社の資金でトレーダーに取引を任せるスタイルが特徴です。
資金力のない個人トレーダーにもプロとしてのキャリアを開くチャンスを提供しており、公平な土俵でのトレード環境が整っているのが魅力です。
■ プロップトレーダーとは
プロップトレーダーとは、プロップファームの資金を使って取引を行うトレーダーのこと。
彼らは、自分の資金ではなく、会社から提供された資金でFX・株式・先物などのトレードを行い、得られた利益の一定割合(50〜80%が一般的)を報酬として受け取ります。
反対に損失が発生した場合、そのリスクは企業側が負担する仕組みです。
Fundoraの場合、報酬率は「80%」。
つまり、リスクは企業、利益は最大限に還元という、非常に魅力的な条件が整っています。
2.Fundoraの6つのプランを徹底比較!
Fundoraでは、250万円から最大6,000万円まで、6段階の評価プランが用意されており、あなたのトレードスタイルや経験値に応じて選ぶことができます。
✅ プラン一覧と概要(※すべて2段階評価制)
プラン名 | 参加費 | 初期資金 | 最大日次損失 | 最大総損失 | Phase1目標 | Phase2目標 | 利益配分 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Entry | 25,999円 | 250万円 | 5% | 10% | 8% | 5% | 80% |
Lite | 34,999円 | 500万円 | 5% | 10% | 8% | 5% | 80% |
Growth | 62,999円 | 1,000万円 | 5% | 10% | 8% | 5% | 80% |
Standard | 89,999円 | 2,000万円 | 5% | 10% | 8% | 5% | 80% |
Professional | 179,999円 | 4,000万円 | 5% | 10% | 8% | 5% | 80% |
Master | 287,999円 | 6,000万円 | 5% | 10% | 8% | 5% | 80% |
💡 ルールの共通点(すべてのプラン共通)
- 評価フェーズは2段階制:Phase 1(利益目標8%)→ Phase 2(5%)
- 最大損失ルール:日次5%、総損失10%
- 最低取引日数:各フェーズ3日間
- 合格後、利益の80%を情報提供料として受け取れる
🔰 初心者には「Entryプラン」がおすすめ
「初めてだから不安……」という方は、参加費25,999円で250万円を運用できるEntryプランがベスト。
・費用負担が少なく、
・万が一失格してもダメージが軽い。
初めてのプロップチャレンジにぴったりのプランです。
🔁 中級者には「Standardプラン」がコスパ抜群
すでに一定のトレード経験があり、ある程度の資金管理や戦略が身に付いている方には、2,000万円を扱えるStandardプラン(89,999円)がおすすめです。
・十分な資金で戦略の幅が広がり、
・利益効率も高い。
「評価に自信はある。でも資金がない」という中堅トレーダーに最適なバランス型プランです。
💼 実力派には「Masterプラン」で夢を掴め!
プロ志向・実績ありのトレーダー向けには、最大の6,000万円を運用できるMasterプラン(287,999円)が最適。
例えば…
月利10%で運用できれば、600万円の利益。
その80%、480万円があなたの手に──
高リスク・高リターンですが、「資金があれば勝てる」という自信がある方にとっては、費用対効果が極めて高い選択肢です。
3.Fundoraのメリット
Fundoraの基本情報やプロップファームの仕組みについて理解できたところで、次に注目すべきはそのメリットです。
- 最大6,000万円の仮想資金でトレードが可能
- ナンピン・マーチンゲール取引がOK
- 仮想通貨の週末取引にも対応
- 日本語サポートが充実
- 法人契約が可能
最大6,000万円の仮想資金でトレードが可能
Fundora最大の特徴は、わずかな費用で数千万円規模のデモ資金を運用できること。最上位のMasterプランなら、約28万円の参加費で審査をクリアすれば最大6,000万円のトレード資金を扱えるようになります。
個人ではなかなか触れられない資金規模ですが、実力次第で大きな収益を狙えるのが魅力です。
レバレッジは最大50倍。理論上では30億円相当のポジションを保有できる計算になりますが、それだけに資金管理の慎重さが求められるのも事実。リスクを抑えた運用を意識しましょう。
ナンピン・マーチンゲール取引がOK
Fundoraではナンピンやマーチンゲールなどの戦略も利用可能です。他社では禁止されていることも多いですが、Fundoraは多様な取引手法を尊重しています。
もちろん高リスクではあるため、適切な資金管理が前提ですが、自分のスタイルを貫ける自由度の高さは大きな魅力です。
仮想通貨の週末取引にも対応
ビットコインなどの仮想通貨も扱え、土日でも取引が可能。
レバレッジは最大2倍と控えめですが、週末のチャンスを逃さずエントリーできるのは、平日忙しいトレーダーにも嬉しいポイントです。
日本語サポートが充実
日本発のプロップファームらしく、日本語での問い合わせやサポート体制が整っています。
公式サイトや資料もすべて日本語対応しており、安心してコミュニケーションが取れる環境が用意されています。
法人契約にも対応
Fundoraでは法人名義での契約も可能です。これは国内外問わず、他のプロップファームではなかなか見られない特徴のひとつ。
個人での利益に比べて、法人化することで税制面で有利になる可能性もあります。
一定以上の収益を継続して見込めるトレーダーにとって、節税や資金管理の選択肢が広がる点は大きな利点です。
4.Fundoraのデメリット
Fundoraは魅力的なプロップファームである一方で、いくつか注意すべきポイントも存在します。ここでは、デメリットについて解説します。
- 実績がまだ少ない新興企業
- 初回出金まで時間がかかる
- MT4/MT5が使えない
- スケーリング制度がない
実績がまだ少ない新興企業
Fundoraは2025年3月にサービスを開始したばかりの、まだ実績が少ない新興プロップファームです。
出金報告やトラブル対応に関する実例もまだ少なく、「本当に安心して使えるのか?」と不安に思う方も多いかもしれません。
大手ファームと比較して信頼性が未知数な点は、少額プランからの利用などで慎重に様子を見るのがよいでしょう。
初回出金まで時間がかかる
プロトレーダーとして認定された後、最初の出金は28日後というルールがあります。
その後は14日ごとの出金サイクルとなりますが、「すぐに報酬を得たい」という方にとってはネックになりそうです。
他社では初回出金が2週間程度で可能なところもあるため、今後の改善に期待したいところです。
MT4/MT5が使えない
Fundoraで利用できる取引プラットフォームはcTraderのみです。
MetaTrader(MT4・MT5)に慣れているトレーダーや、EA(自動売買)を活用したい方にとっては不便に感じるかもしれません。
特にMT用に作成したインジケータやツールは、C#で再構築し直す必要があります。
スケーリング制度がない
他社プロップファームでは、安定して利益を上げたトレーダーに対し、取引資金を段階的に増やす「スケーリング制度」を用意している場合が多くあります。
しかし、Fundoraでは現時点でスケーリング制度は提供されていません。
将来的に資金を増やしていきたいと考えているトレーダーにとっては、「これ以上成長の余地が見えにくい」と感じる可能性があります。
5.Fundoraで気をつけるべき「禁止事項」と「失格条件」
「順調に進んでいたのに、気づいたらルール違反で失格になっていた……」
そんな悲しい結末を避けるためにも、Fundoraのルールは事前にしっかり理解しておく必要があります。
Fundoraでは、トレーダーの健全な取引と公平性を保つため、いくつかの明確な禁止事項と失格条件が設定されています。知らなかったでは済まされないルールもあるため、損をしないための「予防知識」として必ずチェックしておきましょう。
🔻 Fundoraで定められている主な禁止事項・失格条件
項目 | 内容 |
---|---|
❌ 最大損失ルール | ・1日の損失が「5%」を超える ・総損失が「10%」を超える(含み損も対象) |
❌ スキャルピングの禁止 | エントリーから20秒以内に決済する取引 |
❌ 非アクティブ取引 | 30日間、取引が行われない場合 |
❌ 裁定取引の禁止 | ・レイテンシーアービトラージ ・リバースアービトラージ |
❌ 他者との協調取引 | ・コピー取引、ソーシャルトレード ・複数アカウント間のヘッジ |
❌ 同時口座利用 | 同一人物による複数口座の同時保有 |
⚠️ 特に注意したいリスク管理
多くのトレーダーがやってしまいがちなのが「ロットの過剰設定」による日次・総損失超過です。
含み損もカウントされるため、一瞬の判断ミスで失格というケースもありえます。
ロットサイズを適切に調整し、常にストップロスを入れるなどのリスク管理が必要です。
💡 許可されているが慎重に扱うべき取引
- ナンピン・マーチンゲール
- ニュース直後の取引
これらは禁止されてはいませんが、リスクが非常に高いため、安易に使うのは危険です。1回のエントリーで1%以上の損失を想定したポジションや、相関性の高い通貨ペアで同時にリスクを取るなどの行為も避けましょう。
✅ 継続的なアクティビティも大事
最後に見落としがちなルールとして、「30日間取引がないと自動失格」というものもあります。
実力があっても、動かさなければ評価されないのがプロップファームの世界。
月に一度は最低でも取引を行い、アクティブな状態を維持するようにしましょう。
6.Fundoraの始め方




※支払いは各種クレジットカード、PayPal、Google Payが選択可能。

7.まとめ
Fundoraは“本気のトレーダー”に応える、日本発のプロップファーム
Fundoraは、「実力はあるのに資金が足りない」「環境が整っていればもっと伸びるのに」と感じているトレーダーにとって、理想的なステージです。
最大6,000万円の仮想資金と、最大80%の利益配分という好条件はもちろん、日本語対応のサポートや、透明性あるルール設計も国内ユーザーにとって大きな安心材料になるでしょう。
ただし、トレードスキルだけでなく、リスク管理やルール遵守も厳しく問われる環境です。
資金管理ができない人には厳しく、逆に自分を律しながら安定して勝てる人には、非常に高いリターンが期待できる仕組みとも言えます。
“自分の実力を試したい”“もう資金の壁に悩みたくない”——
そんな思いを持っているあなたにとって、Fundoraは挑戦する価値のあるフィールドになるはずです。